成長するチームが必ず持っている“心理的安全性“ 2021/05/11
 
心理的安全性のある成長するチームになる!

そのために、
1、リーダーとしての自覚
2、批判より提案を
3、他責より自責で

を忘れない!

一人一人が自分事としてチームの成長を考えているから、悪い意味での遠慮(見て見ぬふり)は決してせず、自分の意見を堂々と言う(サッカーの上手い下手は全く関係なし!)

チームのために、どんなに意見や考え方が違う仲間の意見も決して否定せずに聞き、その上で自分自身の意見や考え方を伝える。

お互いが、お互いをリスペクトながらも、全く異なる意見と意見を、チームとしての合意まで、粘り強く導いていく。

そして、得られた合意については、誰のせいにもせず、自分事として101%の力で取り組む。

取り組んだ結果について、再び一人一人が考えて、最初のサイクルに戻る。

「チームの螺旋的発展の法則を創り出す!」
 
文武不岐への覚書 2020/05/28
文武不岐の理解
日常におけるマスト(社会で生きる人間としてしなければならないこと)に対して、自分の持つ力を101%で出しきれない人間が、
非日常におけるウィル(自分が大好きで夢中になれるもの)に対して、自分の持つ力を101%で出し切れるわけはない

アリストテレスの言葉
その人が繰り返し行っていることが、その人の本質である。
(故に)優秀さとはその人の一つの行為ではなく、その人の習慣によって決まる
We are what we repeatedly do. 
Excellence, then, is not an act, but a habit.
COVID-19(新型コロナウイルス)について正しく知ること 脱他人事!脱他人事!脱他人事! 2020/03/27
結論から言えば1人1人が必ず、本気で意識しなければならないことは
「自分が絶対にウイルスに感染しない!」
という事であり、感染しない為に必要な行動を突き詰めて行う事である。

イタリアでは、既に医療崩壊が進み、重症化した高齢者が治療を受けられず次々に“見殺し”にされて死んでいる。
そのメカニズムは、
感染者のうちの8割は体力があり、基礎疾患を持っていないから、気づかずにウイルスをばら撒いてしまうリスクを持つ。
ばら撒かれたウイルスに感染する人が増えれば、重症化する人々も増えその人々は人工呼吸器が無ければ、あっけなく死に至ってしまうのだが、
イタリアでは、既に重症患者数が人工呼吸器での対応ができるベッド数を超えており、故に、重症化した高齢者を受け入れても治療ができずに死んでいるのである。
最も“地獄的”な状況は、30歳代、50歳代、70歳代の3人が重症患者となった時に、1つしか人工呼吸器対応のベッドがない場合に、50歳代と70歳代の患者を“見殺し”にせざるを得ないような事例である。
現場の医療スタッフの心は、ズタズタに引き裂かれている事と思うが、どうすることもできないのである。

だから、1人1人が必ず、本気で意識しなければならないことは
「自分が絶対にウイルスに感染しない!」
という事であり、感染しない為に必要な行動を突き詰めて行う事である。

ちなみに現時点(3月27日)における、日本全国の人工呼吸器対応病床数は5809人分のみで、現在739人分が使用中。
内訳としては、岐阜県は133人分受け入れ可能で現在10人分を使用中。
愛知県は235人分に対して114人分を既に使用中。三重県は96人分に対して4人分が使用中。

イタリアでは重症者が、あっという間に増えた事を決して忘れてはいけない!

 
アカデミーダイレクター通信 “離見の見”への道 2020/01/24
想定
たいした努力をせずに“ある能力”を身につけたA君。
努力に努力を重ねて“ある能力”を身につけたB君。
B君以上に努力に努力を重ねているが、まだ“ある能力”を身につけていないC君。

この3人に能力以上のものが試される困難が訪れた時に、その困難により粘り強く向かい続ける力は誰が一番強いだろうか?
アカデミーダイレクター通信 〜脱他人事、脱他人事、脱他人事!〜 2019/09/09
 Jリーグが各クラブの育成部門の客観的評価のためにベルギーから導入した「フットパス」による分析で、欧州クラブに比べてJクラブ育成で大きく不足しているものの一つは「オーナーシップ=身近に起こったあらゆる事を自分事として考えてアクションする力」だった。
この「オーナーシップ=自分事にする力」は、先日の福富研修でのテーマの「脱他人事」と完全に一致する。
実は、”身近に起こったあらゆる事“をあっさり他人事にする傾向は、サッカーの育成の世界だけの話ではなく、日本人全体が持つものである。
日本人は欧米の人々と比べて、自分の身の回りの色々な事(政治経済、教育、犯罪etc)を「他人事」にする傾向があるのである。
それを頭に入れた上で、身の回りの環境(大人たち)がどうあろうとも、
少なくとも、
自分が一番夢中になれるサッカーの場面では、
自分がもっと楽しむため、自分がもっと強くなるために、
脱他人事に徹底的にこだわり、
あらゆる事に対して自分事(オーナーシップ)を持って取り組めるプレーヤーになる事
が、
人生の成功・幸福への道である。
アカデミーダイレクター通信 メジャーリーグ挑戦前のイチローの言葉から 2019/09/04
「野球界に限らず、どの世界でもそうだと思いますけど、
自分にできることをとことんやってきたという自信をもてたかどうか。そこが重要です。
そんな自分がいること、それを継続できたこと、誇りをもてるとしたらそこではないでしょうか。だから、首位打者を獲ったとか獲らないかということではなく、
たとえ2割5分の選手であっても、それが自分の能力を出すために全力でやってきた人間なら、適当にやった3割5分の選手よりもプライドを持って相手にた立ち向かえると思うんです。
どちらが人間として優秀かといわれると、明らかに前者になるでしょう。」

その人に与えられた才能を出し切るということこそが「成功・幸せへの道」であり、
人間としての優秀さの証しであるということ。
そして、この「成功・幸せへの道」は、すべての人間に開かれているということ。
この道は、決して平坦な広い道ではなく、険しく狭い道の可能性が高いが、
「自分のため」であると“自己決定”して進めば、イチローの言う自分自身への誇りにもつながる。